きたがく 塾ブログ 2021年02月
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受験生としての自覚

こんばんは!


中2生の皆さんは、学年末テストが終わってホッと一息ついているところでしょうか。

そして来年度は、いよいよ受験生となりますね!


しかし、まだ受験生になるという実感がないという人がほとんどだと思います。

そこでおすすめなのは「公立入試の過去問を解いてみる」ことです。

まだ半分、もしくはそれ以上習っていない状態ではありますが、習ったところだけに絞ってやってみると良いです。


実際に教室で、学年末テストが終わった日に、数学の過去問を解いてもらいました。

すると、

「習ったはずなのにやり方を忘れてしまっていた」

「見たことない問題だったけど、解説を聞いたら意外と簡単だった」

「やり方は間違えたのに、答えが偶然当たっていた。この年の受験生だったらよかったのに(笑)」


というように、たくさんの発見があったようです。

これから何をしていくべきなのか、身を持って感じてくれたのではないでしょうか。


以前にもご紹介しましたが、公立入試の過去問は北海道教育委員会のHP(http://www.pref.hokkaido.lg.jpにありますので

中3生になる直前の今、受験生としての自覚を持つためのきっかけとして、ぜひ挑戦してみてください!

丸付けまでが宿題です!

こんにちは!

さて、今回は宿題チェックの際に気になったことをお話しします。

以下、実際の会話です。


先生「Tくん、宿題ちゃんとやってきた?」

Tくん「やってきたよ!はい!」

先生「どれどれ・・・ん?丸付けはしたの?」

Tくん「あ、今丸付けしまーす('◇')ゞ」


ちょっと待ってください。
宿題は「丸付けをしてくるまでが宿題」です。
丸付けをやっていないのは、宿題をやっていないのと変わりません。


丸付けまでしてこなければならない主な理由としては、


①間違えた問題を放置することになる

丸付けをしないと、答えが合っているどうかがわからないですよね。
本人もそうですが、先生もどこがわかっていて、どこがわからなかったのかの判断がつきません。

ただ宿題をやるだけでは、成績は上がりません。
丸付けをしっかりやって、どこがわからないかを見つけて、解き直しをしてできるようにする。
そして、忘れないうちにもう一度復習する。

ここまでやって、初めてその問題が「解ける」ようになります。
もし宿題をやってわからないところがあったら、必ず先生に聞くようにしましょう。


②授業時間が減る

授業が始まってから丸付けをするので、その分の授業時間が削られてしまいます。
そのため、その日に勉強する予定だった内容が終わらなくなってしまう可能性があります。

だからと言って、早めに塾に来て丸付けをすればよい、というわけではありません。
事前にしっかり丸付けして、「ここがわからないから次の授業で先生に聞こう」という準備までをやってくるようにしましょう。



たかが丸付け、と思われるかもしれませんが、成績が上がる子はこのようなことを1つ1つ着実に積み上げていっています。
今まで丸付けをしてこなかった皆さんは、必ずやってきてくださいね!

本番で必ず!

こんばんは、則武です。

公立高校推薦入試、出願変更倍率発表と学校によっては学年末テスト。

いよいよ勝負の時ですね。



さて、そんな追い込みの最中である中3の生徒との会話をご紹介します。


則武先生、ちょっとよろしいでしょうか!?

何だ何だまた改まって!どうした?

この答案用紙を見てください!

と、模試の答案用紙を取り出しました。

この問題の答えなんですが…

あぁ、これか!しかもこう書いたか!

で、ですね?
僕は「精製水で洗い流す」と書いて、大事なのは洗い流すことだと思うんですよ!
だからこれはマルでいいと思うんですけど、どうでしょうか!


ダメです!(即答)

や、やっぱダメですか?

この答えは、その前に「大量の」が付いていないと、正解にはしてあげられません!

あぁ〜!新谷先生と同じこと言われたぁ〜!何とかマルになりませんか?

この問題が当たって入試に出て、このままの答えを書いて不正解になったら、
せっかくここでやった意味がなくなるじゃないか!
模試は点数も大事だが、もっと大事なのは問題を頭に入れて本番で正解を出すことだ。
キミのためにもここで正解にはできない!
もしも本番でこの問題が出たら、
あ、あの時マルもらえなかったヤツだ!
と思い出して、今度こそ「大量に」をつけて正解してくるんだ!



この質問をした彼は、本当に出題されたら必ず正解するでしょう。


先ほども挙げましたが、テストは点数ももちろん重要ですが、
模試も定期テストも入試も、知識や経験の蓄積が重要な目的です。
習ったことは必ず役に立ちます。
その気概を持って、テストに臨んでください。

この世の中に、いらない知識や役に立たない経験など、ありはしません。
全力で立ち向かってください!

チェックポイント!みなさんはどうでしょうか?

こんばんは、則武です!

早い学校は、中2以下の学年末テストまで1週間になりましたね。

寒い日々が続きます。特に夜の学習時は、底冷えに気をつけましょう。
身体を温かくし血の巡りをよくすることで、
脳の活動もよくなり勉強がはかどりますよ!



学校ワークや塾のワークは、積極的に繰り返しましょう。

解決できている問題とできていない問題の振り分けが重要です。
そしてできていない問題は、必ず取り組む優先順位を決めましょう。

・解き方は理解できているが、ミスをしてしまった問題
→ミスしなくなるまで何度も繰り返しましょう。
どうしてもミスをしてしまう場合は、先生と相談し、取り組み方を変えてみるのが一番です

・単語など、どうしても「覚える勉強」をしなければならない場合
→重要度や頻度によって優先度を決めます。
いろいろな問題を見比べて、どのくらいその単語が使われているかよく見てください。
出るものから取り組むのがベターです。

・数学の証明など、たくさん書くことを求められる問題
→何を書けばマルをもらえるか、必ず基準があります。
毎回書かされるものはないか、特別なキーワードはないか、確認してみましょう。
すべて違う問題のように見えても、必ずパターンが存在します。
それさえ押さえれば、解決の糸口が必ず見つかります。

そして、特に重視して取り組む問題は、
問題もノートに写しましょう。

先日も挙げたとおり、答えだけ覚える学習では、努力の割にテストの結果へはね返らないことがあります。
問題を知りましょう。問題を頭に入れましょう。

ワークを機械的に解くだけがテスト対策ではありません。
先生に教わりながら、それぞれの問題についてもよく考えながら進めるのが大切ですよ!

白紙はやめよう!

こんにちは、発寒教室です。


来週は多くの学校で学年末テストが行われます。
また、受験生の皆さんは私立入試や公立推薦入試があります。

ということで、多くの中学生の皆さんにとって来週は「とても大切な週」なります。
インフルエンザが各地で流行っているので、特に体調管理には気を付けましょう!


さて、中2生の皆さんは数学の学年末テストの範囲に「証明」が入ってくると思います。
中2数学の中でも最難関と言われるところなので、自信を持って「証明が得意!」と言える人は少ないのではないでしょうか。

実際、道コン等の模試でも証明問題が毎回1問は出されるのですが、完璧な解答を書けている人はほとんどいません。
正解率をみても1%台ということがよくあります。


ただし、だからと言って最初から諦めてしまうのはもったいありません。
というのも、証明問題は途中点がもらえる可能性があります
仮定や共通な辺・角を見つけて書くだけでも、1点・2点はもらえるかもしれません。

ということで、「証明問題を全くの白紙にするのはやめましょう!」
これは証明問題に限った話ではありませんが、テストでは1点でも多く取りに行くという姿勢が大切です。


その1点で成績が「3」になるか「4」になるかが変わるかもしれませんよ?
受験生なら、その1点で合否すら変わるかもしれませんよ?



学年末テストでも入試本番でもそうですが、白紙の箇所をできる限り作らないように意識しましょう!

高校準備、開始!

花川教室則武です。

2月に入り、合格の便りも聞こえ始めました。
北海道はまだ冬本番ですが、一足早いですね。

花川教室でも、合格者へ高校準備がスタートしています。

「高校からもう課題は出された?」
「いえ。副教科選択の登録が先にあって、それから出されるみたいッス」
「へぇ。何の科目にするの?」

高校から出される課題というのは、
合格者が入学までにやっておくべき宿題です。
プリント形式のところもあれば、
ワークとしてまとまった量が出されることもあります。

いずれも中学校の復習ですが、
これらはすべて高校に入ってから発展内容を習う分野。
入試が終わったからといって、気を抜くことはできません!

今回はその課題がまだ出ていないということで、
教室にある高校問題集を使用。
一足早く、高校で履修する英数の内容に触れていきます。

そのレベル自体は特別高くないのですが…

「時間かかるだろ?解けるけどめんどくさいだろ?」
「はい…そうっすね。」
「そう。難しくはないんだけど、とにかく手間がかかるんだよ。」

高校の勉強は、
きちんとやることをやっていれば、ちゃんとついていけます。
しかし、やたら面倒くさい問題が出て来るので、
まとまった時間を確保しないとなかなか進んでいきません。

「部活やったりしてると、この時間の確保が大変なんだよね。」

この生徒は高校に入ってから課外活動をがんばる予定なので、
そのあたりを最初に触れておきたかったのです。


早い段階から高校生としての心構えや、
考えておくべきことを頭に入れておくと、
入ってからの苦労が大きく変わります。

おうちでも、高校生の生活について
いろいろお話をしてみてください。
一番足りなくなるもの、それは学力でも体力でもなく、
時間
だったりしますので。

「問題」を頭に入れる!

こんにちは、則武です!

入試、学年末テストと、クライマックスが近づいてきましたね。
みなさん準備は進んでいますか?


実は保護者面談の時にも
「あ、そういえば心当たりがある…」
とお話しされることが多いことがあります。

それは、
「問題を覚えていない」
ということです。


例を挙げましょう。
社会の歴史の問題です。

「歴史上の人物の名前を何人か挙げてごらん!」
というと、けっこういろいろな人物の名前が出て来ます。
織田信長や徳川家康といったとてもメジャーな人物に混じって、
「大塩平八郎」「後鳥羽上皇」「松尾芭蕉」といった名前も出て来ます。

特に松尾芭蕉などは、「おくのほそ道」が古文の題材として掲載されていますから、
だいたいの中3生が名前を知っています。

ところが、このような質問をしてみます。

「元禄文化や俳諧の代表者である、17世紀に活躍した人物の名を挙げなさい」

非常に正解率が低いです。


答えが松尾芭蕉だと明かすと、たいていの生徒は
「あぁ、そうだぁ!確かにそうだぁ!」
とリアクションします。
質問の内容も理解した上で、答えの人物が松尾芭蕉であることはちゃんとわかるんですね。
「誰それ?」とは、まずなりません。

では、何故正解率が低いのか?
それは、

「このような質問に慣れていない」「こう聞かれたことがない」
からです。
つまり、「問題を知らない」ということなんですね。



テスト対策はついつい答えや解き方に注目しがちです。
もちろんそれもたいへん必要です。

でも、「問題を知る・覚える」ことにもトライしてみて下さい。
そうすると、聞かれやすい内容に気づきます。

それが、出題傾向を知ることにもつながります。
ぜひお試しを!

Do you have a dictionary?

Hello everyone !
It's getting colder in Sapporo.
Please take care of yourself.




突然ですがみなさん!
「英語の辞典(辞書)をお持ちですか?」

「えっ?とっくに持ってるよ。」と思ったそこのあなた!
では、さらにうかがいます。

あなたが持っているその辞典には「発音がカタカタで表記されていますか?」

例えば、最初の挨拶で使った「care」という単語
一般的な英和辞典だと「keər」と表記されていますが…
なんじゃ!?この「ə」っていう記号は?

これ「発音記号」といいます。
ですが、中学生で全ての発音記号を読める生徒はまずいません。
(帰国子女とかは別でしょうが。)

一方、中学生向けの英和辞典では
「ケア keər」と親切にカタカナと発音記号が表記されています。

IMG_7467.jpg

私自身の経験と塾講師としての経験から
英語の辞典は持つべきだと思っていますので
私が指導している生徒や保護者には「中学生向けの英語の辞典を持つよう」勧めています。

英語は日々の積み重ねで身につく教科です。
単語が読めないまま、書けないままだと、受験勉強に大きな障害となります。

あなたにピッタリの中学生向けの辞典を探してみてはいかがでしょうか?

※余談ですが、英和辞典のみですと1500円前後、英和・和英辞典のセットですと3000円前後になります。
個人的には、英和辞典のみの方で十分かと思います。

定期テストと学力テストの違い

 
 さて早速ですが今回は定期テストと学力テストの違いについての話になります。私個人の所見も混じってはいますが、この2つには以下のような違いがあると考えています。

定期テスト:主に基礎力を試すテスト。問題1つ1つは簡単だが問題数が多い傾向がある。
学力テスト:主に応用力を試すテスト。各大問の後ろに行くほど難易度は高いが、問題数は少ない傾向にある。

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上は学力テストの例ですが、定期テストの問題は場合によってはこの数倍(!)の密度になることもあります。

 もちろんこれらに合わせて求められる力も変わってきます。

定期テストでは大量の知識を正確に記憶しそれらを瞬時に思い出すことができるような能力が必要になりますが、学力テストでは広い範囲の知識から深く物事を考えるような能力が必要になります。

よく「定期テストでは点数が取れるけど学力テストになると点数が取れなくなる…( ノД`)」というようなお子様がいらっしゃると思いますが、多くの場合はこの2つのテストのギャップに戸惑っているためだと考えられます。

 当たり前ですが本質が違うテストなので対策方法も違ってきます。

例えば定期テストの対策では(かなり悪い例ではありますが)一夜漬けというのは有効な対策方法だと言えます。一夜漬けで得た知識はすぐに忘れてしまいますが、大量に詰め込むことで「テストの当日だけは大量の情報を正確に記憶できている状態」になることが可能です。そして次に同じテストを受けた時にはさっぱり何もかも忘れてしまっているでしょう。定期テストの対策だけを考えれば有効かもしれませんがこれでは意味がありません。

学力テストの対策としては日頃から問題を深く考える癖をつけておくことが大事だと思います。普段から難しそうな問題に出会った時にノート真っ白のまま諦めて答えを見ているようでは本当の意味での実力はつきにくいです。どのように考えればよいのか?どこかにヒントはなかったか?ということを深く時間をかけて考えてみる必要があるのです。そして問題を深く考えることができるのは定期テストで出てくるような知識を正確に記憶できている人だけです。

つまり理想的なサイクルとしては「定期テストで正確に知識を覚える→その知識を用いて日頃から問題を深く考える→学力テストで培った力を発揮する」という形になります。

簡単に忘れてしまっては困るので定期テスト前に「学校ワークは3周」と耳にタコができるぐらい言うわけですね。

ちょうど冬休みに入ると普段の授業がなくなり、余裕ができると思います。焦って課題を終わらせるのではなく、ゆっくりじっくり取り組んでみてはいかがでしょうか?
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