屯田中央教室の
小野寺です。
きたがくでは全体的なルールの他に
各教室で定めた独自のルールがあったりするのですが
私なんかは1週間の大半を屯田中央教室で過ごすので
たまに他教室へ行くと
「あれ?こんなルールがあるのか!」と驚くことがあります。
何事も指摘されて気がつくものですが
今回は屯田中央教室では当たり前のルールを1つ紹介したいと思います。
注)屯田中央教室の掲示物は遊び心満載ですので、画像にも一部あり得ない内容があります。気にせずご覧下さい。
画像の必要な箇所のみ抜粋しております。予めご了承下さい。
屯田中央教室では、
携帯電話・スマートフォンなどのモバイル機器をカバンから出さないという決まりがあります。
理由はただ一つ
授業に全く必要ないからです。
もちろん、経緯もありまして…
いつかの受験生が模試の休憩時間にスマホを操作していたのですが、
模試を採点していた私が
「(生徒たちが)全然点数が取れていない」
「次の教科のノートを見返すような緊張感もない」
ことに
大激怒したことが発端です。
さらに、面談で親御さんと面談するたびに
「家ではスマホばかりいじって、勉強に集中していない」 という話も度々伺うようになりました。
その結果、
勉強のために来ている場所だから
ルールとして机上に出すことを禁止してしまおう
…と同教室の先生と協議をした上で決めた
独自のルールです。
もちろん、机上に出さなければOKなので、マナーモードに設定していれば問題ありません。
中学生がよく使うツールはSNSサイトでしょうが
SNSサイトは依存性があり、常に電源が入っていると気になって集中できないという生徒も少なくありません。
最近では、その対策として中学校での持参禁止はもちろんのこと
高等学校でも使用時間の制限
(昼休みや放課後のみ使用可)や
登校時に預けて下校時まで使用できないと学校もあるようです。
さらに、言うまでもなくSNSトラブルも急増しており
それによって、勉強の阻害となっているのも事実です。
賛否両論があるでしょうが
私は勉強に専念させることだけを考えるならば
これらの使用にはルールを設ける必要があると考えます。
ちなみに、今年の7月1日よりルールが適用になってから
今日まで生徒全員約束を守ってくれています。
(なかには、どうしても友達同士でゲーム談義をしたいようで、夜の寒空の下7~8分ゲーム片手に立ち話をしている生徒もいますが…)
ただ、
このルールは教室だけで頑張っていても効果があるものではありません。このルールを適用して数ヶ月くらいしてからの面談では
「ウチでもスマホ没収しているんですよ、勉強に集中しないから」
「あまりにもスマホに没頭する時間が多すぎるので、使用時間に制限をかけることにしました」
…など、
ご家庭でのバックアップ体制があってこそ成り立っています。毎回、このような内容を書くたびに感じるのですが
屯田中央教室は本当に各家庭の理解と協力を得て成り立っているな…とつくづく感じます。
…と感慨に浸っている場合ではないのですが
こうして屯田中央教室の
モバイル全面禁止ルールは成り立っているのです。